活字中毒

 このところ、必殺の活字中毒と化している。 部屋の周辺にある本を片っ端から、手をつけ、尚且つ、購入して増やすという念の入れよう。 結局、減らない。 それでも、今月は、既に5冊クリアしている。 なかなか順調である。 なんでもそーなんだが、インタビュー本とか、データ本は、注釈にデータもとの本が書かれておるから、それに興味を持ってしまうと、そこから枝分かれして、読み続けることになる。 やっと、三島が終了した。 
 あの人は、やっぱ、天才だったんだな。 出来上がった原稿には、手直しが一切なかったらしい。 無いということは、頭の中で出来上がっているか、若しくは、下書きをしてから、清書をしたことになる。 まぁ、普通に考えれば、一発書きだったんだろう、ってことは、頭の中で、作品がしっかりと出来上がっておったということだな。 あれだ、モーツアルトと一緒だな。 叉、「行動学入門」 という本は、三島の口述をそのまんま、本にしたらしい。 それが、原稿用紙にピタッと、収まるように喋ったらしい。 喋っている言葉と、原稿用紙の字数が、分かっておったんだろうねぇ。 

 驚くべきは、昨今、自民党が言っておる 「憲法第9条」 ついての矛盾を語り、9条と、自衛隊を照らし合わせ、自衛隊とは別に国民軍のようなものの必要性を述べておった。 これが、盾の会に行き着くんだろうなぁ。 日米安保についても、アメリカからの脱却の必要性、そのためには、国民が兵士になるしかないと述べておった。 自分の国は、自分で守るということだ。 
 もし、「憲法第9条」 が、改正されたとして、自衛隊を軍隊にすると、行動範囲の変化が出る。 言葉が単純に変わったわけではなく、具体的な変化が出てくるんだろうなぁ。 そこら辺のことは、疎いから分からないけれど、もし、再び、湾岸戦争のようなことが起き、アメリカの言いなりになってしまったら、従軍することになるんじゃないのか? 息子バカブッシュの湾岸戦争のとき、補給部隊を出したり、現地にゆき、人道支援と称して、活動をおこなった。 小泉のバカが、「大量破壊兵器を持っている」 と言い切り、湾岸戦争を支持したものなぁ、戦争をしないと言っている国は、戦争の支持もしないんだよ。 ドクターマシリト・小泉は、アメリカの言うとおりに動いたコマだったように思えてならんのは、俺だけか?
 おふくろのよー言われたのが、「自立することは、誰でも出来る、大切なのは、自律することだ」 と、俺は、散々ぱら言われてきた。 日本は、自律出来ん国だよな。 俺か? 俺は、おふくろのお蔭で、しっかり、自律は出来ていると思うぞ。