原始的なエンジン

 今週は、3日間で、43キロを走った。 内訳をいうと、月曜日20キロ+水曜日10キロ+金曜日13キロである。 久々によー走った、レースが近いから、強引にでも走れるようにしなければならないのであった。 年末から、年始にかけて、遊びすぎた。 結果、ここに来て、通勤電車の狭い座席にケツを強引に押し込めるが如く! 入れなければなんかった。 彼女が応援に来ると分かっておるのだ! カッコ悪い走りを見せる訳にはいかんだろ? それを言うと 「よく分からない」 と言われる。 「男は、そーいうもんなんだよ」 と答える。 

 普段だったら、とりあえずは、ハーフ(21キロ)を走れるだけ、帳尻を合わせるのだが、今回は、プラスαである。 そこそこしっかりと、走ってゴールせんとカッコ悪い。 その後の二人関係に影響する! かもしれない。 場所は、新宿だ。 皆さん、本気でやってくるし、街路の応援も、本気だ。 エールがあれば、頑張れる訳です。 当然、彼女のエールは、何よりも力強い。 ゴールが遅くなれば、それだけ、寒い思いをさせる訳で、1秒でも早くゴールしたいのが心情だ。 

 しかし、今週は、キツかった。 泊まり仕事の合間に走るのは、辛いんだよ。 眠くてしよーがない、疲れていたとしても、走るのだ。 走り出しちまえば、どーにかなる。 自分の思ったとおりのノルマを消化したのは、かなり久しぶりだ。 練習は、誰が見ている訳じゃないから、手を抜くんだ。 やれ、風が強いの寒いの疲れているのと、走る前に考えている距離を短くするんだな。 俺自身、記録が伸びなかったり、思ったとおりの走りが出来ない理由は、「今日は、ここら辺で勘弁してやろうか!」 と、距離を短縮して切り上げるところにある。 だから、レースに応じて、完走できるギリギリの距離しか練習せんのだ。 

 今回は、かなり、一生懸命やっておる。 休日のたんび、彼女と逢っておるから、仕事の合間にしか走っておらんというのに頑張っておる。 女のために頑張るなんちゅー原始的なエンジンで、機能しておる。 やっぱ、男は、アホだな!