俺の走るときのマントラはテヤンデーバカヤローチキショー

 人が少ねぇーっていうのに職場のおっさんが腰痛でダウン!! 更に残業悪化にも関わらず、俺は青梅の追い込みで必死こいて走っております。 この1週間で、俺が走りこんだ距離は、65キロ也!! ここ数年来で、一番マジに走りこんでいる。 残業で、時間がなくなったことに腹が立ったんだな、スイッチ入っちゃった。 いつもだったら、距離を決めて練習に出るんだけれど、途中で 「これだけやっておけば、とりあえず大丈夫」 っていう距離になると、勘弁してやるんだ。 まぁ手を抜くとも言う。 それを今回は、一切やっておらん。 青梅の足掛かりの立川の昭和記念公園のレースでも、風が吹こうが槍が降ろうが太腿が攣ろうが棄権せんかった。 

 基本、俺って、自分のなりの価値観があって、それに則って動いておる。 何で、そんなことに一生懸命になるの? ってことが多々ある。 今回の青梅は、そんなレースになっている。 マラソンやり始めの頃って、何が何でもという勢いがあったが、途中から、レースの流れや、俺自身の力量が判っているから、これくらいやっておけば、完走出来るだろうという思いがあるんだ。 それが、手に抜く原因になる。 マラソンやりだした頃ってさ、どれ位やったら良いか判らないから、只ひたすらに一生懸命なんだよ。 久しぶりにそんな気持ちを思い出したんだ。 

 当然だが、これは俺だけの闘いであるわけで、俺だけが知っていれば良いことなんだ。 ここに書いている時点で、違うじゃないか! と言われそうだな。 まぁそうだ。 「今回だけじゃないんだからさ」 という慰めのような、労わりの様な言葉がある。 俺の50歳の節目のレースはさ、一度しかない訳さ。 だから、一生懸命走るんだと思う。