熱いな、俊作!

 優作DVD買っちまったよ。 DVDマガジンの初回だけ、特別料金って、ずるいけれど、魅力的だ。 税込み820円だったっけかな、これくらいだったら、買うよな。 それにレアもんの写真とかもマガジンに入っておるとなると、見てみてぇーなぁっとなる。 本屋で、ちょこっと見てから、気になって気になってしゃーなかった。 こりは、欲しいというサインである。 

 とりあえず、買うべぇと思い。 書店に向かう。 DVDマガジン系のラックに行くと、ない! ありゃ? 売り切れ? 参ったなぁ、発見したときに買っとくんだったなぁっと、お勧めのラックの棚に行くと、山積みになっておった。 ありゃま、こんなにあるの? 俺んちの周辺は、優作フリークが少ないのかい? 

 場所が発見出来、山積みだったら、手に取らんでも安心と思い、いつものように本屋を検索した。 本屋も、最近は、じいさん、ばあさんが多い。 ネット利用出来ん方々が本屋に来るような縮図になっておるのかな。 最近思うのがさ、本屋で買わないと、街の本屋さんが無くなってしまうってことさ。 みんな、時間に押されて、生活して、本屋に寄って、本を探すなんちゅーことをしなくなっている。 namazonなんぞで、一つ本を検索すると、「この本を見られた方は、こんな本も見ています」 と来る。 「ポテトにシェイクは、いかがですか?」 の売込みだ。 本屋で、時間を潰して、思いも寄らん本に出くわすことが大切なんだよ。 手に取り、中身をちょい読みしてだな、こりゃ良い本だと狙いを定め、買うのだ。 

 最近の連中の本離れは、言われているけれど、活字は、読んでおるのだ。 あれだ、ヤッホーとかのネットニュースとか、twitter、ブログを読むから、実際は、結構の文字数を読んでおるらしい。 只単に読んでおるちゅーだけだな。 俺の文章を含め、ブログは、垂れ流し文章であり、twitterは、聞いて欲しい、知って欲しい症候群だろ? ルール無用の世界にルールを持ち込もうとしているけれど、ルール無用の世界にルールを持ち込んではいけないんだ。 自然発生的に出来上がったお約束の中に存在すればいいと思っている。 ルール、法律の中にはさ、感情はないのよ。 俺の中では、感情って、大切なもんだと思っている。 ルール、法律は、人を動かさんけれど、感情は、人を動かすというのが、俺の考え方。 

 優作の 「探偵物語」 がさ、不変で、受け入れられている理由って、優作が曲げなかったものが、フィルムに投影されているからなんじゃないかな? と、ふと思った。 現場で、あんなデカくて、怖い人がおる時代だから出来たのかな。 これから、どんどん怒る人がいなくなり、熱がなくなってゆくのかねぇ。