さらば、腰痛と言おう

 長く患っておった背中、腰痛の原因が、反り腰ではないか? と特定された。 高尾のレースのとき、彼女が写真を撮ってくれて、何気なく写した後姿が、やっけにそっくり返っているなぁっと思い、もしかしたら、反り腰? と、思ったのだ。 それでも、まさか俺が反り腰? って感じだった。

 ヘルニアじゃないとすると、あとは、内科系統になってくる。 そーなってくると、かなりヤバイ病気が出てくる。 でも、痛みが日によって、違うのが気になった。 姿勢だろうなぁと、当たりをつけ、調べてみたら、反り腰が該当する。 確かに走るために骨盤を立てるというのをやっておって、それが思っている以上に立ってしまったのだ。 その結果、反ってしまった腰に対して、バランスをとるように上半身を反らせ過ぎてしまい、背中に負担を掛けていたようだ。 
 寝ているときに昼間疲れた筋肉を休ませるんだが、反り腰になっちまったから、寝てても休むことが出来ず、起き抜け、腰が重くってしゃーなかった。 そんな調子で走っていたのか? と、聞かれそうだが、如何せん痛みに強いから、走れちゃうんだよ。 これがいけない。 

 長い距離を走ると、いつも、横に寝て、海老のように丸まって寝ていたんだけれど、身体の方が労わって、そーいう風に寝ていたようだ。 それを俺が悪いと思い、真っ直ぐに直すから、余計に治りが遅くなり、結果、悪くなったようだ。 今は、膝の下にクッションを噛まして寝ている。 それによって、腰への負担がなくなり、起き抜け、腰が重くない。 あとは、このポジショリングを身体に覚えこませなければならない。 

 蓄積ダメージは、どこかで破綻し、痛みとなって現れる。 気をつけよう。 おっさんなんだから、当たり前か。