おっさんの友、腰痛

 このところ、不定期に背中の真ん中辺りと、尾てい骨が痛くなる。 痛みが一度出てしまうと、結構つらい。 こりゃちょっと拙いと思い、病院へ足を運んだ。 高が、腰痛、背中痛くらいで、病院へ行くことはなかったのだが、ちょっと心配だったので行くことにした。 これから、レースも、オンピークだ、不安感を持って、練習を続けることも出来ないからな。 彼女にも「実は、腰痛で、痛みが取れないから、明日病院行ってくる」 と告げた。 心配かけるのは、嫌だったけれど、嘘ついたって分かる事だから、正直に話した。 

 近場の総合病院へ行った。 整形外科に関しては、抽象的な患者の言い分を聞き、レントゲンや、CTを撮り、そっから、原因を追究する。 なかなか難しいし、腕ではない部分が必要になってくる。 

 医者っちゅーのは、思い込みを持っている医者に掛かっちゃ駄目で、人のいうことを聞かない医者に当たったら、それは、名医だな。 患者の話をよく聞き、判断するのもよい医者だ。 なかなかよい医者には、ぶつからん。 医者がやらなければならんことが、沢山あるから、結果、そーいったことに手が届かなくなってしまうことになる。 

 判ったことは、ヘルニアではなかったということだ。 これが、一番心配しておった。 この時期、ヘルニアになってしまったら、ベストで、走ることは無理だし、治療に数ヶ月要してしまうかもしれないからな。 マラソンやっている連中も、ヘルニアになり、治療のため、レースを断念している人が多々居る。 俺も、そん中に入るのかなぁと、ぼんやり思っていたから、その心配から外れただけでも良い。 医者曰く、「原因は不明」 となると、医者は冷たいもんで、こっから先は、判りませんから、私の領分じゃありませんということになり、初診料、診察料に湿布剤と鎮痛剤が出て、バイバイさよならである。 

 結果、俺が出した答えは、背中と、腰のポジショリング悪いため、余計な箇所に負荷が掛かり、痛みとなって現われたと結論付けた。 無理なく長時間走れるフォームじゃないなとは、思っていた。 とりあえず、練習を1週間ほど、止めて、コンディションの復調に割いている。 まるっきり走らないというのは、本当に久しぶりだ。 基本的に痛みに強いから、押して、走ってしまうし、無理をする。 これが、深手を負う原因なんだろう。 ちょっとばかり養生します。 今週末のレースは、このあとのレースを考え、欠場するつもりです。 まだ、シーズン始まったばっかだもんな。 1月の新宿ハーフマラソンは、彼女が応援に来てくれるから、それまでには、復調するつもり!!