家の近くにある某中古CDショップが閉店する。 こっち方面に引っ越して、かなり、お世話になった。 なくなってしまうのは、寂しい限りだが、ここ数年、俺自身もあまり、利用しておらんかった。 新しいバンドを聴くでなし、一通り聴きたいもんは、網羅しておるから、欲しいと思うもんもないのだ。
中古というと、俺らの場合は、ハンターだな。 中古と共に育ったようなもんだ。 古着屋も近くにあったから、そこもよー利用した。 古着も、俺らのイメージは、貧乏臭いイメージの方が強いよな、利用しておった俺らが言うんだから、間違いない。 あんなお洒落なイメージじゃない。
音楽も、データでのやり取りが当たり前になり、物としての価値は、なくなってしまったのかな。 データとして聴かせる場合は、低音だか、高音だかをカットしてやらんと、綺麗な音で入ってこないらしい。 俺らが望む、ドカンという音とは、程遠い訳だ。 俺は、あれだから、カキンコキンドカン主義だ。
せっかく、デジタルで、カキコキンドカンをやっても、音が崩れないんだから、思いっきりやってくれれば良いものを。 達郎が、以前言っておったが 「デジタルになって、音のリミットがなくなったから、どこまでも伸びてしまい、どこで切るか迷う」 でも、データで聴かせるためには、カットせにゃならんということだ。 それを楽しんでいるのは、結局、プロの連中だけなんだろう。
アランパーソンズ・プロジェクトの新目のリマスターベストを買ったんだが、とにかく、高そうな音が、尚一層高そうに聴こえる。 マスター音源の音は、きっと、全然違うんだろうなぁ、生きている間にヴァンヘイレンとか、AC/DCとか言わないから、最高のスタジオで、聴かせてもらえたら、最高なんだけれど。
みんな、あんなへらべったい、ソフトで補強したデータの音なんか聴いちゃ駄目だぜ!!