平均点です

 話しによると、映画業界も、ヒットの方程式があり、何と何をいれ、どーすると、ヒットするという構図があり、その構図で、作り上げられておるらしい。 ちょっとばかり、目を細めるとな、みんな同じ映画に見えないか? 

 特に顕著にその手の影響が出ておるのが、ホラーと、アクションもんだ。 ホラーに関しちゃ、低予算で、如何に集客し、ウハウハするか! っちゅーのが重要視されておる。 何気にアイデア満載のエロ満載の娯楽映画の殿堂でもある。 ここから、大御所が沢山出ておるだろ? だが、落ちに関しては、キャリーから、まるっきり、進化しておらん。 

 アクションに関しては、CGが出てきてから、金を掛けずに安全なシーンを作るようになって、粗を探すこと出来んが、本気さがまるっきりない! ブリッドや、マッドマックスのような、男は、何も言わずに車をぶっ壊すのだ!! 公開が待たれている マッドマックス4 に大きく期待しているのだ。 ナイトライダー劇的な復活!! ちなみにマッドマックスのオープニングで、ナイトライダーが眼血走って、喋っておるセリフは、AC/DCの歌詞である。 

 今回観たのは、REDリターンズ

 CSで、ふと、観たら、前作REDがやっておって、とっても面白かったのね。 ブルース・ウィリスが主演。 歳食って、更にいい味を出してる ジョン・マルコヴィッチ!! 一時、悪役ばっかやっておったけれど、老けてちょっと、柄本明に似てきた風貌も、とっても良い。 なんといっても、ヘレン・ミレン! 顔は見たことあったんだけれど、出ている映画を観たことがなかったんだなぁ。 カッコいいんだ。

 前回の目玉は、モーガン・フリーマンだったけれど、今回は、アンソニー・ホプキンス 弾丸、撃って、撃って、撃ちまくる!! でも、車に開いた弾痕は、CG、ガントレットは、バスに撃ちまくるだけ、撃ちまくったもんだけれどな。 70年代の映画に説得力があるのは、そーいったとこなんだろう。 

 先行で、向こうで上映され、DVDが発売されておる映画は、ネットに落ちる。日本で上映されるよりも先に落ちる。 ご丁寧にちゃーんと、字幕まで入れてくる。 この字幕に関しては、レベルが千差万別ある。
 配給会社にしてみれば、興行収益に影響出まくりで、マジな話し、犯罪である。 細かいことを言えば、俺のように観ておるもんも、確信犯であり、共犯者になる。 が、大半の上映されておる映画も、叉、映画館に足を運ぶ価値なしに近いと思っておったりする。 客足離れを止めるもんとして、3Dが出たが、猫も杓子も3D上映され、価値があまりないように思う。 結局、心に残る映画というのは、作り手の気持ちが伝わるもんだと思う。 

 で、REDリターンズは、どーだったかって? 平均点です。