兄弟

 ボストンの爆弾犯は、兄弟の移民者だったようだ。 おじがテレビに出て、「あの二人は、負け組みだった」 と訳されておったのが、妙に腹が立ったけれどな。 わかり易くする為にそう訳したのかもしれないが、ちょっと違うだろ。 
 兄弟であったということを考慮に入れると、公開された監視カメラの映像には、合点がゆく。 二人、距離を開けずに歩いておる映像が出ておった。 結果として、犯罪に手を染めたが、仲の良い兄弟だったんじゃないのか? 

 そして、兄が撃たれ、拘束され、病院で死亡。 弟は、逃亡し、銃撃の末、拘束された。 19歳にして、人生決まったな。 アメリカは、爆弾作って、銃撃戦をやるような事が街中で起きるんだよなぁ、悪い意味で、大きい。 これで、銃携帯の運動が再び、起きたりするんだろうか?  

 どんな理由があって、そういう行動に出たのかは、判らんが、戦場でもない限りは、爆発させたり、銃器を撃ちまくれば、市民が巻き添えになるってことだ。 そーしなきゃならない理念って、一体なんなのだろうか? そーいうことにエネルギーを使えるのなら、兄弟揃って、他の事が出来たように思う。

 関係ないけれど、ボストン警察のテレビのインタビューを受けておった人が被っておった帽子が、イタリアのムッソリーニか被っていそうなヤツで、妙に左よりの匂いを感じたのは、俺だけかな?