まぁ、こーいうこともある

 以前は、疲れが溜まってくると、腰に来た。 俺も人の子、疲れが溜まると、人並みのところに蓄積されてゆくらしい。 あれなんだよな、疲れてくると、身体がダルイから、いつもの状態に身体を保つことが出来なくなる。 若干、猫背になり、腰が引けてくる。 そんなときに無理な姿勢をするとだな、グキっとなる。 いつもだったら、そーなり、へっぴり腰で、日々を送ることになる筈であったが、腰のスイートポイント発見し、腰痛は回避された。 腰が引けている、腰を入れる、骨盤を立てるとか、言葉は違うが、同じことを表しているようである。 腰のスイートポイントを会得すると、多分、腰痛からさよなら出来る。 いくつか条件があって、まず、骨盤が動くこと、腹筋があること、そして、上半身の力を抜く。 この三つが出来れば、あとは、スイートポイントが分かれば、さよなら、腰痛である。 

 身体のバランスは良かったのだが、先日の雨が降った日に走ったときにどうも、風邪を引いたらしい。 季節の変わり目、走って身体が温まる、雨降りで、急激に冷える。 風邪を引くという定石のような流れである。 
 トレーニングが円滑にいっておるということは、疲れとピークは、紙一重。 それに季節の変わり目で、この上下する気温に自律神経が対応しようと、必死こいておったのだろう。 まぁ、この時期、レースが終わって、調子が悪くなるというパターンが多かったしな。 レース直前で、悪くなるというのもありだな。 

 金曜日の晩には、寒気がしておって 「もしや?」 という感覚はあったんだ。 土曜日には、熱っぽくなっておった。 さて、どうするか? レースに出るか、棄権するか? 風邪の前兆は、なーんとなく分かるもんじゃないの? こりゃ来るなと、思った。 仕事を終えて、2時間ほど寝て起きた時には、節々が痛く、こりゃ、決定打である。 レースを走ろうと思えば、走れるが、そのあと、帰ってこなければならん。 高尾から、2時間弱かけて弱りきった身体で帰ってくるのは、無理だ。 棄権を決めた。 まぁ、こーいうときもあるよな。 

 日曜日には、頭痛を伴った熱になり、結構、上がった。 腰痛にならなかった分、無理をして、結果、風邪を引いてしまったようだ。 深手を負わんようにゆっくりと、寝て過した。 来月のレースは、ちゃんと走れるように調整をしなければならん。 

 余談だが、熱でうなされている中、弟と布団の上でプロレスをやり、アキレス腱固めを決められ、おふくろとバスツアーにゆき、なぜか、カラオケでデュエットしている夢を見た。 摩訶不思議な夢であった。