「ちょっと、お願いがあるんだけれど」 「なに?」 「12月2日、弟の命日なんだ、一緒に墓参りしてもらえないか」 「はい」 会ったこともない、弟の墓参りに彼女を誘った。 快諾してくれるのは、判っていたけれど、嬉しかった。 逢わせる親もいないわけだ…
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