予告を見たときには、あんま興味はそそられんかったのだが、予備知識が入ってくると、俄然観たくなってきた。これ、あのシャロン・テート事件がモデルになっている。チャールズ・マンソン率いるアホな宗教集団による、殺人事件だ。詳しくは書かないので、興味があるならWikipediaで検索してみてくれ。デカプリオ、ブラピ主演の昔々のハリウッドのお話。「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」
落ち目の映画スターをデカプリオがやって、彼のスタントマン兼運転手兼親友をブラピがやっておる。デカプが意識過剰で、気持ちが弱いんだ。ブラピが毅然として自分自身が何者で、どういう生き方をすればよいかを理解している。二人の友情物語にマンソン率いるアホな宗教集団が絡んでくる。
ラスト、例のハリウッドの悪夢シャロンテート事件が起きそうになるのだが・・・正義の味方タランティーノは許さないのだ。映画とは夢の世界。